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第31回日本心血管インターベンション治療学会学術集会に遠隔医療支援システムCaselineのブース出展をいたしました

株式会社ハート・オーガナイゼーション(本社:大阪市淀川区、代表取締役:菅原俊子)が開発・提供する「遠隔医療支援システムCaseline(ケースライン)」は、2023年8月4日(金)〜5日(土)に福岡PayPayドームで開催された第31回日本心血管インターベンション治療学会学術集会(CVIT2023)にブース出展いたしました。ブースでは、デモ機を用いたCaselineの使用感の体験や、ライブ研究会プラットフォームe-casebook LIVE(イーケースブック・ライブ)のピックアップビデオリストの配布を行いました。今後もサービスの導入を拡大することで「医師が世界中の専門医と協力して治療ができる世界」の実現を目指し邁進してまいります。

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ブースには、これから導入を検討している多くの医師や企業の方々にお越しいただきました。新型コロナ禍が一段落した今でも、より良い医療の提供や医師の働き方改革に応じたITデバイスの活用に高い関心が寄せられていることが伺えました。
さらに、既にご利用いただいている医師の方々も訪れていただきポジティブなご意見をいただきました。それに加え、積極的な利活用の促進を図るにはどうしたらいいかというディスカッションも行うことができました。今後も新たな導入先の拡大はもちろんのこと、学会で得られた知見や医師の声を活かし、「医師が世界中の専門医と協力して治療ができる世界」を実現するため活動してまいります。

【第31回日本心血管インターベンション治療学会学術集会(CVIT2023)の概要】
会期:2023年8月4日(金)〜6日(日)
会場:福岡PayPayドーム、ヒルトン福岡シーホーク
テーマ:インターベンションのSDGs
会長:横井 宏佳(福岡山王病院 病院長/循環器センター長)
URL:https://cvit2023.live/
CVITは心血管疾患患者に対する有効かつ安全なカテーテル治療の開発と発展、及び臨床研究の推進とその成果の普及をもって、診断治療技術の向上と学術文化の発展に資することにより、心血管疾患の予後改善の責務を広く社会に果たすことを目的としています。2023年の学会のテーマは「インターベンションのSDGs(Sustainable Development Goals)」です。脳卒中・循環器病対策基本法が制定され、脳卒中と循環器病の年齢調整死亡率を5年で5%低下させ、健康寿命を延伸させるこが大目標として掲げられました。インターベンショニストはこの目標を達成するために何が出来るのかを考え、行動しなければなりません。SDGsに込めた思いは、30年前から始まったCVITの想いを後世に伝え、インターベンションの領域を持続可能なものにするために、現在の問題を整理し、未来への開発目標を、熱い議論を通じて明確にしたいと考えています。

【Caselineの概要】
Caselineは、救急搬送・処置中の現場医師と遠隔の専門医とをリアルタイムでつなぎ、施設内で表示している医用画像・映像を共有しながらの音声通話で、遠隔診断をサポートするシステムです。これにより、次のようなことが可能になります。

1)遠隔地にいる専門医が二人目の医師の役割を担い、患者の生体情報をモニタリングしながらの安全な治療や正確な診断により、適切な処置を実施することで、安全性を担保
2)専門医による正確な判断で適切な病院へダイレクトに搬送
3)夜間、休日などで、経験の浅い医師しかいない状況での緊急カテーテル治療を安全に実施できる

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一般的名称:汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム
販売名:医用画像共有プログラム Caseline(ケースライン)
認証番号:303AGBZX00069000
クラス分類:管理医療機器(クラスⅡ)
製造販売業者:株式会社ハート・オーガナイゼーション

【会社概要】
株式会社ハート・オーガナイゼーション
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島5-5-15 新大阪セントラルタワー4階
設立:2004年1月
創業者・代表取締役:菅原 俊子
資本金:約2億円(資本準備金含む)
URL:https://www.heartorg.co.jp
事業内容:① Webサービス事業 ② 医療機器事業
① ライブ研究会プラットフォームe-casebook LIVE(イーケースブック・ライブ)
https://www.e-casebook.com
② 医用画像共有プログラムCaseline(ケースライン)
https://www.caseline-medical.com

「医師をつなぎ 医療格差をなくす」をミッションに、女性起業家・菅原が、製薬会社時代に感じた医療業界の課題を解決すべく創業し、医師が本当に必要とする、知識・経験・技術を共有するための症例ベースのプラットフォームを作りました。現在では、国内外の専門医ユーザー5万5千人(うち世界126カ国海外専門医ユーザー5千人)の循環器内科・整形外科・脳神経外科・消化器科を中心とした方々に利用されています。このプラットフォームを通じて、世界中の医師がいつでも、どこでも、医師が必要だと思う情報にアクセスできる世界をつくり、治療の選択肢を増やすことで「医療の格差のない社会」の実現を目指します。