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2022年2月末、当社社員および取引先様になりすました不審メールを当社内にて複数受信しました。現象を確認したところ、2020年9月以来、複数回にわたって流行を繰り返している「Emotet」と呼ばれるマルウェアによるものであると推察しています。
情報処理推進機構（IPA）によると、Emotetの攻撃活動が2022年2月から急増しているとされています。パスワード付きZipファイルが添付されていることなど、傾向についても当社で確認された現象と合致します。
本件を受け、当社内においてJPCERTコーディネーションセンター提供のEmoCheckによる緊急調査を実施しましたが、感染は確認されませんでした。当社では引き続き、マルウェア被害の発生防止のために社内管理体制を改善していく所存です。
しかしながら、Emotetの性質上、当社と関係する皆様のもとに当社社員になりすました不審メールが届く可能性がございます。皆様におかれましては、万が一不審メールを受信した場合も、添付ファイルを開かずに削除していただきますようお願いいたします。

以上、不審メールならびにマルウェア「Emotet」に関する注意喚起とさせていただきます。

【関連情報】
「Emotet」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて｜IPA（情報処理推進機構）
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html
マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起（JPCERTコーディネーションセンター）
https://www.jpcert.or.jp/at/2022/at220006.html